借金減額シミュレーターで借金減額できるかチェック!からくりや仕組みを知れば怪しくない!

手軽に利用できる消費者金融(サラ金)のカードローンやキャッシングでお金を借りた結果、

  • 気づけば返済できない総額になってしまって、借金が返せない辛い…
  • 本当にお金がない借りれないどうしよう…
  • お金がない助けて!

という「借金がやばい」状態になっている方もいらっしゃると思います。

また手軽な「リボ払い」で買い物をして返済している方の中には、月々ちゃんと返しているから大丈夫!とどんどん浪費し、クレジットカードの支払いができなくなっている人もいるかも知れません。

更に、借金返済ができなくなって既に滞納しているとか、そろそろ返済が滞りそうという場合もあるかと思います。

借金返済に困った場合、それをそのまま放置していても状況は絶対に好転しません。むしろ状況は悪くなる一方です。

借金滞納すると、遅延損害金が発生する、ブラック入りとなる、しいては裁判となり差し押さえとなってしまう可能性があるため、すぐに何かしらの対策をする必要があります。
借金生活、辛くないですか?
減額診断のオリジナルイラスト1

ネット上やSNSで「借金減額」「あなたの借金が減らせるかも」「借金があったけど完済できた」などという内容を目にしたことはありませんか?

借金が減らせるかどうかは、借金減額診断や借金減額シミュレーターで調べることができます。

  • 「国が認めた借金救済制度(債務整理)で、借金が減るかどうかは、借金減額シミュレーターで簡単に調べられます!」
  • 「借金がいくら減るかを借金減額診断で確認してみませんか?」

などと書いてあるため、借金返済に困っている状況なら、気になりますよね!

しかし、「無料で借金が減らせるかどうか診断できるなんて怪しい」「どんな仕組みで借金が減るの?」「そもそも借金が減るなんて詐欺じゃない?」など疑問を抱くかたも多いでしょう。

今回は、借金減額シミュレーターの使い方や、メリット、デメリットについてお伝えします。安心して利用できるように、仕組みやからくりも解明します!

診断結果が良ければ、債務整理で借金問題を解決できます。借金減額制度である債務整理の基礎知識もあわせてお伝えします。

借金減額シミュレーター・借金減額診断は怪しい?仕組みを知って賢く利用

「借金減額シミュレーター」はネット広告で頻繁に見かけます。「国が認めた借金減額制度」など惹きつけられる宣伝文句を見れば、利用してみたくなりますよね。

借金減額診断の利用方法は?質問項目も手順もとても簡単!

借金減額シミュレーターは、債務整理を得意とする法律事務所がサービスを提供しています。ネット上で簡単に見つけることができます。

【借金減額診断で、入力する内容例】

  • 借り入れ額はいくら?
  • 借り入れ期間
  • 滞納はしていないか?
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 氏名(匿名OK)
簡単な質問にいくつか答えるだけで、借金が減額できるかどうか?わかります。さらに詳しく知りたい場合は、個人情報を入力して内容を法律事務所へ送信します。

後日、債務整理の適した方法や具体的なアドバイスを専門家が債務者へ連絡します。対面相談や債務整理の具体的な流れなど話を聞くことができます。

借金減額診断(借金減額シミュレーター)を利用するメリット、デメリット

家族に知られず内緒で利用可能です。無料でいつでも利用できるので、忙しい方にもおすすめです。

【メリット】

  • 自宅で簡単60秒診断
  • 匿名OK!
  • 24時間無料で診断できる
  • 借金減額や債務整理で解決できるとわかる

簡単に入力し結果を受け取れる分、デメリットももちろんあります。

【デメリット】

  • 診断結果通りの借金減額ができるとは限らない
  • 診断のみ無料!債務整理はお金がかかる
簡易的な診断ですので、結果は目安程度に覚えておきましょう。詳しく知りたい場合は、相談へ進むと具体的な話が聞けます。

また、シミュレーターの利用は無料ですが、借金を減額する手続きである債務整理をする場合には別途お金がかかります。

借金減額診断が「怪しい」「罠かも?」と言われる理由を解説!仕組みを知れば安心できる

借金減額シミュレーターは、無料で借金減額がわかるので「怪しい!罠や詐欺では?」と不審に思われているのが実情です。

ですが、減額シミュレーターの情報元は法律事務所です!

減額シミュレーターは、法律事務所の宣伝やPR目的に使われています。利用を通じて、債務者と専門家を結びつける役割をしています。

債務整理は、法律事務所(弁護士)との相性も重要です。減額シミュレーターの利用で、自身ピッタリの法律事務所、弁護士との出会いも期待できます。

事前にシミュレーターを利用すれば、専門家訪問のハードルを下げるメリットもあります。

このような仕組みやからくりを理解すれば、減額シミュレーターのイメージも変わり安心して利用できるはずです。

【詐欺注意】借金減額シミュレーターの選び方の注意点

借金減額シミュレーターの中には、悪質な詐欺サイトが潜んでいる場合もあります。安全に利用するために以下を確認しましょう。

  • 運営元を確認する
  • 利用料を請求するサイトは利用しない
  • 個人情報の入力が不安なら、プライバシーマークのあるものを選ぶ

必ず実在する弁護士事務所や司法書士事務所の診断ツールを利用しましょう。実際に弁護士や司法書士が、入力した項目(借入状況など)から債務整理で借金が減らせる可能性、どの手続が合っているのか、減らせる場合はいくら位減らせるのかを計算して出してくれます。

シミュレーション結果を見て、そのまま借金相談や債務整理をしたいとなった場合には、専門家の診断を利用していればその後がスムーズに進むはずです。

債務整理をすれば借金地獄から抜け出せる!借金減額や免除になる手続きと条件をチェック!

もし、消費者金融(サラ金)のカードローンやリボ払いで借金が膨れ上がって返済できなくなってしまった場合は、早めに専門家に相談することが解決への近道です。

放置すれば、借金地獄、リボ地獄に陥り取り返しのつかない人生になってしまう可能性があります。

借金減額シミュレーターの利用をした結果、減額できる可能性があるとわかった場合、法律によって借金を解決できる借金救済制度である「債務整理」を行えば、借金の減額や免除が期待できます。
 
借金地獄から抜け出せる、借金まみれの生活に終止符が打てるかもしれません!

債務整理の各手続きについて簡単に紹介します。

任意整理をすれば、利息のカットで月々の借金返済が減る

任意整理とは、国が認めた借金救済制度のうちの一つで、借金総額のうち将来利息分をカットし借金を減らす手続きです。元金は減らせませんが、利息が減るだけでも返済がグーンと楽になります。

債務整理の中で最も利用する人が多いのがこの任意整理です。借金の利息や遅延損害金をカットし、3~5年間で分割して返済していくため、月々の返済負担が軽くなります。

ただし、返済義務が残るので、安定した収入があることが条件です。

また、任意整理は整理する債務を選べます。保証人に迷惑をかけたくないなどの場合は、その債務については任意整理をしなければ迷惑がかかりません。

【メリット】

  • 毎月の返済が楽になる
  • 返済期間が3年、最長5年に延び無理なく完済できる
  • 周りにバレる可能性が低い
  • 整理する債務を選べる

【デメリット】

  • 信用情報機関に事故情報が5年登録される
  • クレジットカードが解約
  • 借り入れ不可
  • 新規ローンの契約不可

任意整理は裁判所を通さず、短期間、低料金で手続きが可能です。債務整理の中でも多くの人が手続きするオーソドックスなものです。

任意整理は財産の処分など深刻なデメリットはありませんが、個人の信用情報に事故情報が載る(ブラックリストに載る)ことがリスクです。クレジットカードの利用やローンの契約が5年間できないことを理解しておく必要があります。

ちかい将来、新しくクレジットカードを作りたい、マイホームが欲しいので住宅ローン契約を結びたい、車が欲しいのでカーローンを組みたい、スマホを新しくしたいので分割払いで買いたいという方は、ブラックリストに載ってしまうと、事故情報の掲載期間中はこれらのことができなくなってしまうため、「任意整理しなければよかった」と後悔しかねませんので、手続き前に専門家に相談されることをおすすめします。

利息をカットで返済負担を軽減する「任意整理」をまとめると…

メリット 利息や遅延損害金をカットでき、月々の返済が楽になる
返済期間を3~5年に延長できる
生活への影響が少ない
手続きする債務を選べる
周りにバレる可能性が低い
デメリット 約5年ブラックリストに載る
信用情報機関に事故情報が5年登録される(ブラックリスト)
クレジットカード解約、一定期間は新たにも作れない
一定期間は借り入れ不可
新規ローンの契約は一定期間不可

個人再生をすれば、借金が大きく減る!住宅も守れるメリットも!

借金が多く返済が困難な場合、裁判所への申立てが認められると、借金が大幅に減額されます。

裁判所を通して、借金の元本を含めた総額を、約5分の1~10分の1に減額できる手続きで「これなら完済できる!」という希望が持てます。

個人再生は、利用するには安定した収入があることが条件ですが、住宅ローン特則を適用すれば、マイホームを維持したまま手続きができます。

【メリット】

  • 元金も減り、毎月の返済が楽になる
  • 返済期間が3年、最長5年に延び無理なく完済できる
  • 家を失わず家族に迷惑をかけない

【デメリット】

  • 信用情報機関に事故情報が5~10年登録される
  • クレジットカードが解約
  • 借り入れ不可
  • 新規ローンの契約不可
  • 官報に個人情報が掲載される
  • 車は没収の可能性がある
  • 連帯保証人がいれば請求される

任意整理同様、返済は残るので安定した収入がないと手続きができません。裁判所、法律事務所それぞれ費用がかかり、高額になります。

官報に掲載や車の没収などデメリットがありますが「返済も楽になり、マイホームに住み続けられるので手続きして良かった」という声は多数あります。

元本を含めた借金総額を減額で返済負担を軽減する「個人再生」をまとめると…

メリット 元金を含めて借金を大幅に減額できるため、毎月の返済が楽になる
3~5年かけて分割で返済できる
住宅を守れる(住宅ローン特則)ため家族に迷惑がかかりにくい
デメリット 約5~10年ブラックリストに載る
裁判所を介すため手続きにかかる期間が長い
官報に載る
クレジットカードが解約、一定期間は新たに作れない
一定期間は借り入れ不可
新規ローンの契約は一定期間は不可
官報に個人情報が掲載される
車は没収の可能性がある
連帯保証人がいれば請求される

自己破産をすれば返済の免除!デメリットの多さにも注目

多額の借金を抱え返済能力がない場合、裁判所に申立て免責が認められると借金は全額免除となり、借金はなくなります。

自己破産をすれば返済の義務は一切背負わずに済みますが、返済できなかった借金は保証人に請求されてしまいます。
   
他にも、家や車など財産を差し押さえられるなど、借金ゼロのメリットに相応する数々の大きなデメリットがあります。

【メリット】

  • 借金が全額免除
  • 新たな気持ちで再出発できる
  • 99万円まで現金は持てる

【デメリット】

  • 信用情報機関に事故情報が5~10年登録される
  • クレジットカードが解約
  • 借り入れ不可
  • 新規ローンの契約不可
  • 連帯保証人がいれば請求される
  • 官報に個人情報が掲載される
  • 住宅、預貯金など財産の没収
  • 管財事件だと費用が高額
  • 職業や資格の制限
  • 家族に内緒で自己破産は不可能
本来返済するべき借金がなくなる反面、大きなデメリットを負うことになります。住宅や不動産、預貯金、車、20万円以上の保険返戻金、貴金属品など価値のある財産は没収されます。

住宅は没収され競売にかけられますので、賃貸などに引越す必要があります。同居家族がいる場合、自己破産後の生活はどうするか?を話し合う必要があります。

借金がゼロになる「自己破産」をまとめると…

メリット 借金を0にできる
借金がない人生やり直しができる
99万円まで現金は持てる
デメリット 信用情報機関に事故情報が約5~10年登録される(ブラックリストに載る)
裁判所を介すため手続きにかかる期間が長い
住宅や車などの財産を処分される
保証人に影響が出る(連帯保証人がいれば請求される)
官報に個人情報が掲載される
クレジットカードが解約
借り入れ不可
新規ローンの契約不可
住宅、預貯金など財産の没収
管財事件だと費用が高額
職業や資格の制限
家族に内緒で自己破産はほぼ不可能

このように債務整理には主に3つの方法があり、借金の状況によってベストな方法は一人ひとり変わります。

自分の借金にどの手続がベストなのか?は、素人にはなかなかわかりません。弁護士や司法書士などの専門家に相談した上であなたに最適な方法を選ぶ必要があります。
 

法律事務所や司法書士事務所では、借金に関する無料相談を行っているところが多々あります。返済に限界を感じたら、早い段階で気軽に相談してみましょう。
減額できるか調べてみる?
専門家3人の借金減額診断のオリジナルイラスト画像

債務整理は専門家に依頼で借金減額を成功へ!専門家へお願いするメリットの紹介

債務整理は、お金をかけず個人でも手続きが可能です。

  • 取引履歴をさかのぼって引き直し計算
  • 債権者との交渉
  • 裁判所で面談など

これらは、専門知識がない素人には難しいことばかりで失敗に終わる可能性があります。

スムーズな手続きやスピード解決を狙うなら、弁護士や司法書士に依頼するのが1番良いでしょう。

【専門家へ依頼するメリット】

  • 専門知識がなくても債務整理ができる
  • 1人で悩まず専門家と2人3脚で問題解決
  • 依頼すれば取り立てはストップする
  • 交渉事はプロにお任せできる
  • 家族にバレたくないなど細かい要望も聞いてくれる

どこから手をつけていいのかわからない借金問題も、専門家に依頼すれば解決までノンストップで進みます。

債務整理に強い法律事務所なら料金サービスなども充実

  • 無料相談は何度でも無料
  • 全国対応
  • 着手金無料
  • 費用の分割・後払い対応
  • 土日祝日、夜間も相談OK
  • LINEやチャットから24時間相談できる

無料相談や分割支払いなど活用すれば、お金の心配なく債務整理ができます。

法テラスなど援助機関を活用すれば、費用を抑えて債務整理ができる

債務整理は思った以上にお金が必要になります。経済的に厳しい場合は、法テラスの民事法律扶助制度を活用すれば、無料相談や債務整理の費用の立て替えができます。

制度を利用するには、一定額以下の収入や資産など条件が定められています。誰でも利用できる制度ではなく、お金がない方の債務整理を援助する制度となっています。

費用の立て替え後は、月5,000円からの返済なので家計の負担なく返済できます。

日本クレジットカウンセリング協会は任意整理が無料でできる

日本クレジットカウンセリング協会は、借金問題に関する電話相談ができる公益組織です。

カウンセリング後、任意整理が適している場合、協会の協力のもと任意整理が無料できます。

借金問題を解決しながら、家計診断を行い節約や正しいクレジットカードの使い方を身に着けられます。公益組織だからこそ、無料でさまざまな手厚いサポートを受けることができます。

  • 電話相談(多重債務ほっとライン)
  • 相談先の案内
  • 対面カウンセリング
  • 任意整理が無料
  • 家計診断

協会は、借金のない生活を目指せるよう背中を押してくれます。気になる方は、公式HPを参考にしてくださいね。

おまとめローンなど借金を減らす方法の紹介

債務整理の他にも借金を減らす方法はあります。債務整理のようにブラックリスト入りするデメリットがないので、こちらをまずは検討してみてはどうでしょうか。

  • おまとめローン
  • 借り換え
  • 親や兄弟からお金の援助をしてもらう
おまとめローンや借り換えは、既に抱えている借金よりも低金利の金融商品を契約して利息を減らす方法です。金利を抑えることで、借金減額に繋がります。

審査が厳しい、返済期間が長くなると総支払額が増えるなどデメリットがあります。返済シミュレーションなどして慎重に契約しましょう。

親族から返済の援助を受ける場合は、年間110万円以上のお金を受け取ると贈与税が発生します。贈与税を避けたいのであれば、「貸付」という名目で借りましょう。

親しい仲とは言え、金銭トラブル防止のために借用書を必ず作成しておきましょう。

返済方法を見直せば、利息の負担を軽減できる

  • 一括返済
  • 繰り上げ返済
  • カードローンは随時返済できる
  • 高金利の借金から優先して返済する

ボーナスなどお金に余裕がある時は、一括返済や繰り上げ返済をすれば返済スピードを上げられ、利息の負担を減らせます。

コンビニATMから返済できるカードローンは、返済日以外でも返済可能です。ちょっとずつでも返済するよう意識しましょう。

返済計画は無理のない範囲で!生活の見直しや副業を検討してみよう

消費者金融(サラ金)のカードローンなどで借入をする場合、自力返済をスムーズに進めるためには、「無理のない返済計画」を立てる事がとても大事です。

  • 借金額…いくらあるか?総量規制を超えていないか
  • 金利…高過ぎる場合は、おまとめローンなど検討
  • 収入…支出と返済をまかなえる十分な収入があるか
  • 支出…収入とバランスが取れ、返済にも回せているか
【返済可能額を算出する計算式の例】
いくらくらいであれば、計画的に借金を返せるのか?を収入と支出のバランスで考えるべきです!

(計算式)
収入26万円-支出22万円=返済可能額は4万円となります。

自身の収入や支出を当てはめ、返済可能額を定めましょう。

無駄な出費がないか生活の見直しを!節約で返済額をコツコツ増やせる

借金返済を目の前に、生活パターンや固定費の見直しをしましょう。

  • 節電、節水を心掛ける
  • 格安スマホへ変更
  • 不要な保険、サブスクなど解約する
  • 外食、コンビニの利用を控え自炊する
  • 完済できるまでクレジットカードは使わない

基本的な節約でも毎日続ければ、お金を浮かすことができます。

クレジットカードやリボ払いで借金が増えた方は、「完済までクレジットカードやリボ払いを利用しない」と強い意識改革も効果的です。

収入が少ない…副業やスキルを売ればお金を稼げる!

返済額をアップしたいなら、一時的でも副業を始めてみませんか?無理なく稼がる副業は多くありますよ。

  • 単発バイトで空いた時間を有効活用
  • クラウドソーシングなど、自宅でできる副業をする
  • 趣味、特技を活かしてスキルを売る

単発バイトは、好きな時間に、働きたいだけ自由度が高く働くことができます。

自宅でできる副業も充実しています!動画編集、WEBデザイン、ライティングなど初心者から専門知識を持つ方まで、幅広く仕事を探せます。

どうして借金地獄や借金まみれになるのか?原因を解説

消費者金融(サラ金)のカードローンやキャッシング、クレジットカードのリボ払いでの買い物で返済困難に陥るには、原因があります。

借金地獄から脱出するために原因を探ってみましょう。

  • 何社からも借り入れをしている
  • 借金と返済を長い間繰り返している
  • クレジットカードの使いすぎやリボ払いで浪費することで借金が膨らんだ
  • 金利が高く利息が減らない
  • 年収を超える借金がある

項目に複数当てはまる場合、既に借金地獄や借金まみれに陥っている可能性があります。

多重債務、自転車操業で雪だるま式に借金が…という借金地獄に陥りやすい人や行動とは?

お金に無頓着な人やお金の使い方に計画性がない場合は、借金地獄に陥りやすい傾向があります。

  • クレジットカードの使い過ぎ
  • リボ払いの仕組みを理解していない
  • 浪費や高額な買い物が多い(買い物依存症の心配も…)
  • 金利や利用明細書を確認しない
  • ギャンブルが好き

40代の方は、以下の理由から借金地獄に陥りやすいと言われています。

  • 子供の教育費がかかる
  • リストラや解雇などリスクがある
  • 病気、介護が原因で借金に手を出してしまう

消費者金融(サラ金)についても知っておこう!サラ金とは?消費者金融のことで合法な貸金業者

「サラ金」は「サラリーマン金融」を省略した言葉で、かつてサラリーマンを対象に融資が行われていたため、その名が付きました。
 
サラ金という言葉は一昔前の呼び名で、現在では「消費者金融」と呼ばれるのが一般的になりました。
 
サラ金(消費者金融)は悪質な業者ではなく、正規の貸金業者です。
 

貸金業を営むには都道府県に貸金業登録を行う必要がありますが、サラ金はその登録を行い、法律にのっとって融資を行っている合法な業者です。

サラ金は「取り立て」が厳しいというマイナスイメージを持つ人も!?

1960年代の高度経済成長期、団地に住むサラリーマンや主婦を相手に、サラ金と呼ばれる業者がたくさん誕生し、盛んに融資が行われていました。
 
当時の団地は高収入家庭でないと住めなかったため、金利が高くても皆確実に返済できていましたが、1970年代、高度経済成長期は終わりを迎え、景気は低迷します。
 
所得が落ち、サラ金で借入する人は急増しますが、返済が追い付かなくなる人も急増しました。

その結果、自己破産者や自殺者が多く出たため、サラ金は高金利で貸付して厳しい取り立てを行って追い込む悪い業者というイメージが付いてしまい、マイナスイメージを持つ人もいるのです。

サラ金から消費者金融へ名前が変わった理由

サラ金は、1980年代に消費者金融に名前を変えました。理由は2つあり、1つは高金利での貸付や厳しい取り立てによって業界のイメージが悪かったため、払拭するのが目的でした。
 
2つ目の理由は、サラ金の利用者がサラリーマンに限らず、自営業や公務員の人たち、女性にも広がったことによります。
 
現在、サラリーマンという言葉も死語になりつつあり、サラ金を名乗る貸金業者はなくなっていきました。

そしてその消費者金融が、手軽で身近なものになってきました。計画的に利用すれば、手軽で便利な存在です。

でも、借り方を間違える、計画的に借りたり返済をしっかりとできない人にとっては、多重債務者になり借金地獄に陥ってしまう可能性があるという怖いものでもあるのは事実です。

実際に、借金で悩んでいる人はたくさんいます。

昨今のコロナウイルス感染拡大による収入減やリストラで生活費も借りないと生活していけないという方もいれば、最初はすぐ返せばいいからという気軽な気持ちだったのに、気づけばお金を借りることが習慣化してしまい、返せない額の借金を抱えることになってしまったという方もいます。

もし、借金で困っているという方は、一刻も早く借金問題解決に向けて動き出す必要があります。借金は実は減らせる可能性があります。それはサラ金で作った借金も同様なので、検討してみてはいかがでしょうか。

借金救済措置で借金減額とは?

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サラ金と闇金って同じ?それとも違う?

サラ金に怖いイメージを持つ人は、闇金と同じように捉えている方も少なくないでしょう。

一見同じようなイメージのあるサラ金と闇金ですが、この2つには大きな違いがあります。

サラ金は貸金業登録をして営業していますが、闇金は登録をせず違法営業をしています。闇金の経営母体の多くは暴力団であることもサラ金とは違う点です。
 
闇金は、法外な金利で貸付を行う悪質な業者で、法律で定められた上限金利の数十倍、数百倍もの金利を要求し、今もなお契約してしまっている人が多くいます。

闇金がターゲットとするのは、ブラックリストに載り、正規の貸金業者から借り入れができなくなってしまった人たちです。借りたいのに借りられない弱みに付け込んで、巧妙な手口で高金利で貸付を行います。

返済できない場合は回収するために手段を選ばず、非常に強引な取り立てを行ってきます。利用者本人はもちろん、家族や親戚、職場にまで返済を迫ってきます。
 
親切な対応を装いながら長期的に利息を払わせてくる悪徳な手口の「ソフト闇金」と呼ばれる闇金も存在するため、騙されないよう注意が必要です。

サラ金の借金で困っても、絶対に闇金業者には手を出さないようにしましょう。闇金ではなく、国が認めた借金救済制度であれば、専門家の力を借りて安心して借金を減額したり、借金をゼロにできる可能性があります。

消費者金融のカードローン(サラ金)の賢い利用方法

カードローンは賢く利用するなら何ら問題はありませんが、一歩間違えて返済に行き詰まると危険です。以下の3つを踏まえ、賢く利用しましょう。

①返済計画を立て、返済可能な額を借入する

当然のことですが、返済能力を超えた額は借入してはいけません。借入前には返済シュミレーションアプリなどを利用して返済計画を立て、金利を含めて返せる額を計算しておきましょう。

過度な借入をして返済が滞ると、督促状が送られてきたり、取り立てが行われたり、最終的には裁判所から差押えが執行されてしまいます。

②返済日はきちんと守る

銀行振込や口座振替、ATMからの入金など、返済方法はさまざまですが、どの返済方法を選んでも、返済日をきちんと守ることが大切です。

口座振替(自動引き落とし)にしていれば毎月入金する手間や時間が省けます。振込やATMを利用する場合は、返済期日お知らせメールを利用するなど、うっかり忘れてしまったということがないように注意しましょう。

③繰り上げ返済を利用する

早く返済するコツとして、繰り上げ返済(臨時返済)を利用する方法があります。月々の返済を前倒しして返済する方法で、残金を早く減らすことができます。

繰り上げ返済で返したお金は元金に充てられるため、結果的に利息を減らせます。お財布に余裕のあるときはぜひ利用しましょう。

闇金では絶対にお金を借りてはいけない

返済が苦しくなり、借入せざる状況でも絶対に闇金でお金を借りてはいけません。闇金を利用して返済できないと、厳しい取り立てが続き、逃げられなくなってしまいます。

闇金トラブルは個人で解決するのは難しいため、一刻も早く弁護士や警察に相談する必要があります。

消費者金融の金利は?貸金業法により上限金利が定められている!

今では信じられないですが、当時のサラ金の上限金利は109.5%という超高金利でした。

年利109.5%というと、100万円を1年間借りた場合の利息が109.5万円ということです。返済額は元金の100万円と利息の109.5万円の合計209.5万円、つまり、借入額の2倍以上もの額を返済しなければならないのです。

しかし、サラ金も商売ですから、高金利であることを表向きには出さず、年率109.5%を1日に換算して、「利息は1日たったの30円!」などと謳っていました。
 
返済が滞ると、借金はあっという間に膨れ上がり、多重債務に陥る人も多くいました。返済できなくなった人たちには厳しい取り立ても行われており、借金苦から自殺をする人もいて、「サラ金地獄」として社会問題にも発展するほどでした。

当時は総量規制がなかったため、過度な額を借入し、返済できずに破産する人が続出しました。サラ金業者側の規制もゆるく、借主の返済能力以上の貸付を行っても違法ではなかったのです。
総量規制とは?
貸金業者に、借主の年収の3分の1を超える額の貸し付けを禁止する法律です。年収600万円の場合、借りられるのは200万円までと決められています。

総量規制の施行後は、多重債務者や自己破産者は大幅に減少しました。今では暴力的な取り立て行為を禁止する法律も施行されています。
 
サラ金時代にはこのような法律が整っていなかったために、高金利での貸付や厳しい取り立てが日常的に行われていたのです。
 
金利の上限を定めている法律として下記2つがあります。
 
【利国制限法における上限金利・・・貸付額で変わってくる】

  • 元本が10万円未満…年率20%
  • 元本が10万円以上~100万円未満…年率18%
  • 元本が100万円以上…15%

【出資法における上限金利】

  • 法改正前の2010年6月より前:年率29.2%
  • 2010年6月~:年率20%

2010年6月の法改正前は、利息制限法よりも出資法の上限利率が高く、一定要件を満たせば有効であったため、その間の金利帯で貸付が行われていました。
 
これを「グレーゾーン金利」と言います。今では撤廃されたため、利息制限法に定められている上限利率がそのまま上限利率となります。(ただし、貸付額が10万以上の場合は、利息制限法の上限利率を超える場合もある。でも出資法の上限金利の年20%は超えない)

消費者金融(サラ金)と銀行系や信販・クレジット系との違いを比較

カードローンには、大きく分けて3つの種類があります。

  • 消費者金融系(サラ金)
  • 銀行系
  • 信販・クレジット系

の3つですが、それぞれ何が違うのでしょうか?

消費者金融系(サラ金)の特徴

消費者金融は個人に向けて、小口融資をメインに取り扱っている貸金業者です。貸金業者には総量規制が適用されるため、借りられるのは年収の3分の1までと決められています。

消費者金融系は、融資までのスピードが速く、申し込みから最短1時間で融資が可能なところもあります。
 
初めての利用なら30日間の無利息期間があることが多く、上手く利用すればお得です。銀行系と比べて審査がゆるい分、金利は高めですが、利便性に優れています。

銀行系カードローンとの違い

消費者金融と銀行の大きな違いは、預金を行っているかいないかです。適用される法律も異なり、消費者金融には貸金業法、銀行には銀行法が適用されます。では、カードローンにはどのような違いがあるのでしょうか?
 
銀行は貸金業者ではないため、総量規制が適用されません。独自の審査ルールによって借入れを制限している銀行もありますが、既に総量規制に該当している方や専業主婦にも融資が可能です。

銀行系は、審査は厳しく、融資までに数日がかるところが多いですが、その分金利は消費者金融より低めに設定されています。金利が低いとはいえ、無利息期間がない場合が多く、消費者金融の無利息期間を利用したほうがお得なケースもあります。

違いを表にまとめると以下のようになります。

消費者金融系カードローン 銀行系カードローン
上限金利 高め(18%前後) 低め(14%前後)
融資までの期間 即日(最短1時間) 数日かかる
審査基準 比較的通りやすい 厳しめ
無利息期間 あり(一部ないところも) なし(地方銀行やネット銀行など一部ではあり)

信販・クレジット系との違い

信販会社やクレジット会社のメイン事業は、一括で払うのが大変な買い物の建て替え業ですが、カードローン業も行っています。日頃、クレジットカードをよく利用する方や消費者金融にマイナスイメージを持つ方に利用者が多い傾向です。
 
信販会社やクレジットカード会社は、消費者金融と同じく貸金業者に該当するため、総量規制が適用されます。

信販・クレジット系の金利は消費者金融と同程度か、やや低めに設定されているところが多いです。
 
審査には数日を要するため、融資までには時間がかります。無利息期間はなく、あっても7日間ほどの短期間です。また、クレジット系は消費者金融系より借入上限額が低く設定されていることが多いです。

違いを表にまとめると以下のようになります。

消費者金融系カードローン 信販・クレジット系カードローン
上限金利 18%前後 同程度(やや低めのところも)
融資までの期間 即日(最短1時間) 数日(銀行系よりは早い)
審査基準 比較的通りやすい 信販系は厳しめ
無利息期間 あり(一部ないところも) なし(あっても7日程度)

サラ金=消費者金融!怪しくなく合法な貸金業者なので計画的に利用すればOK!

サラ金からお金を借りたというと、なんだか聞こえが悪くあまり良くないイメージを持つ人もいるかもしれません。
 
先述した通り、サラ金=消費者金融のことです。消費者金融系のカードローンは、融資スピードや返済の自由度からして、計画的に返済することができる人にとっては、安心そして安全に利用できます。
 
収支バランスをしっかりと見極め、無理せずに借りること、そしてもしも返済が滞りそうな場合は、早め早めに対処していくことで、上手く付き合うことができます。
 
返済できない…借金を返せない…クレジットカードの支払ができない…となった場合どうなるかについては次にまとめます。

返済できない…借金放置は財産差し押さえのリスクがある

借金返済の放置や債権者からの問いかけを無視し続けると、最終的に給料など財産の差し押さえの事態になります!

  • 遅延損害金が発生
  • 電話連絡がくる
  • 督促状で催促される(無視するとブラックリスト入り)
  • 一括請求
  • 裁判で財産の差し押さえが決定する

返済が1日でも遅れると遅延損害金も請求されます。電話や督促状で返済を求めますが、応じなければブラックリスト入りになり、借り入れができなくなります。

返済できない状態を長く続けるよりも、債務整理の検討など問題解決のアクションを起こさないといけません。財産や給料の差し押さえになっては、家族や職場にも迷惑をかけることになります。

返済できない状況なら、早めに債権者に連絡すれば返済日を延ばしてもらえます。

闇金の安易な利用や夜逃げは絶対ダメ!返済できないなら専門家へ相談して

ブラック状態でどこからも借りられず、「闇金なら借りられるかも…」そんな軽い気持ちで闇金から借金をしてはいけません。

「ブラックOK」と語り、審査なしで即お金を貸してくれるでしょう。ですが、「トイチ」「トゴ」など金利が異常に高く、すぐに返済が困難になります。

返済できないと、電話や訪問など精神的にキツイ取り立てが始まります。宅配を送りつけるなど迷惑行為や脅迫に近い取り立てなど、事態はどんどんエスカレートします。

闇金で困ったら、闇金問題専門の弁護士や司法書士に相談できますが、くれぐれも手を出さないように注意してください。

夜逃げはデメリットだらけ!夜逃げがダメな理由を解説

夜逃げを決行しても、一時的に楽になるかもしれませんが、結局は何も解決しません。

  • 夜逃げをすれば借金が膨れ上がる
  • 債権者は時効の中断をする(5年の時効成立が難しい)
  • 所在不明でも「公示送達」で訴えられる
  • 住民票が移せず夜逃げ先で生活するのは困難
  • 家族がいれば巻き込まれる

このように、苦しい思いをするデメリットしかありません。人間関係も悪化し、周りに多大な迷惑をかけてしまいます。

夜逃げをする程追い詰められているのであれば、専門家へ相談へ行きましょう。逃げて解決するという考えは間違いです。

減額減額は怪しくない!専門家の借金減額診断を上手く活用して債務整理で借金を減らす検討を!

どうしても「カードローンが返済できない…もうこの借金返すのは無理!」となったら、国が認めた借金減額措置である「債務整理」を検討しましょう。

弁護士や司法書士といった専門家の力を借りれば、スムーズに手続きが進むはずです。

 
「消費者金融(サラ金)のカードローンが返せない」「リボ払いの支払いができなくて督促状が…」と借金のことばかり考えてしまう日々が辛い、本当にお金がない返せないどうしようと途方に暮れているという場合は、一刻も早く相談し、借金地獄から抜け出してください。

債務整理を得意としている実在する弁護士や司法書士事務所がサービス提供している借金減額診断(借金減額シミュレーター、減額シュミレーター)であれば、罠や詐欺など怪しいものではありません。

借金減額や借金減額診断のメリットやデメリット、仕組みを正しく理解して利用すれば、借金問題を解決へ導く便利なツールです。

借金返済が困難であっても、「借金を減らせる」「借金減額」「借金をゼロにできる」法的手続きである「債務整理」であれば、借金問題はきっと解決できます。

国が認めた借金救済制度なので、安心して利用できます。専門家に依頼すればさらに心強いはずです。

少しでも返済に不安があるのであれば、早めに弁護士や司法書士へ借金減額を視野に借金の相談をしていきましょう。

借金を減らす借金救済制度