(2017.7.8)5月の勤労統計、パート労働者比率30.18%に低下 

5月の勤労統計、パート労働者比率30.18%に低下 

厚生労働省が7日発表した5月の毎月勤労統計調査(速報値、従業員5人以上の事業所)によると、パートタイムで働く人の比率は30.18%と、前年同月比で0.14ポイント下落した。正社員の割合が増えているためで、パート比率の低下幅は08年4月以来9年1カ月ぶりの大きさだ。1人当たり賃金(現金給与総額)は前年同月比0.7%増の27万241円だった。
物価上昇分を差し引いた実質賃金は前年同月と比べて0.1%増え、5カ月ぶりにプラスに浮上した。

日本経済新聞(2017.7.8)より抜粋