(2021.10.1)令和3年分 年末調整について(昨年との変更点)

~令和3年分 年末調整について(昨年との変更点)~

国税庁ホームページにて、年末調整に関する特設ページが開設されました。
昨年と比べて変わった点は、以下3点です。

1 税務関係書類における押印義務の改正
税務署長等に提出する源泉所得税関係書類について、押印を要しないこととされました。
※扶養控除等申告書等の年末調整の際に使用する書類についても、従業員等の押印は不要。

2 源泉徴収関係書類の電磁的提供に係る改正
給与等の支払を受ける者が、給与等の支払者に対し、一部申告書の書面による提出に代えてその申告書に記載すべき事項の電磁的方法による提供を行う場合の要件であるその給与等の支払者が受けるべき税務署長の承認が不要とされました。

3 e-Tax による申請等の拡充
税務署長等に対する申請等のうち e-Tax によりその申請等に係る書面に記載すべき事項を入力して送信できないものについて、書面による提出に代えて、電磁的記録(いわゆる「イメージデータ」)を送信することにより申請可能になりました。

■国税庁「年末調整がよくわかるページ(令和3年分)」内の資料を加工し作成
URL:https://www.nta.go.jp/users/gensen/nencho/index.htm

ベクトル広報チーム(2021.10.1)