総務省 13年連続人口減少を発表 外国人労働力が欠かせない存在に

総務省が12日発表した人口推計(2023年10月1日現在)によると、
総人口は前年に比べ59万5千人の減少となり、13年連続で減少している。

日本人人口の自然増減は83万7千人の減少となり、17年連続で減少、減少幅が拡大している。
中でも、15歳未満人口は前年に比べ32万9千人の減少
総人口に占める割合は11.4%で過去最低となった。
一方で、65歳以上人口は前年に比べ9千人の減少となったが割合は29.1%と過去最高、
75歳以上人口は2007万8千人で、前年に比べ71万3千人の増加となった。
75歳以上人口は初めて2000万人を超え、割合は16.1%で過去最高となっており
少子高齢化が進み続けていることがうかがえる。

また、社会増減は、24万2千人の増加で、2年連続の増加となった。
日本人・外国人別にみると、日本人は3年ぶりに社会増加となり
外国人は2年連続の社会増加となった。

このような結果をうけ、人口減少と少子高齢化が進み続け
人手不足が深刻化する日本の将来を見据えた際、
流入が増えている外国人が労働力を支える存在として欠かせない存在となり
外国人材の受け入れ拡大や待遇面の整備が必要不可欠な要素になっていくと考えられる。

■総務省より抜粋 人口推計(2023年(令和5年)10月1日現在)

https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2023np/index.html

ベクトル広報チーム