今年2月1日、総務省が発表した2021年12月の最新版「完全失業率」は、2.7%。
前月と比べて0.1ポイント低下。前年同時期の値とほぼ同程度(前年2.9%)。
完全失業者数も、前年同月に比べ−23万人と6ヶ月連続の減少を見せており、
依然、新型コロナウイルスよる景気悪化の影響を受けているものの、
経済活動の再開もあり、落ち着きを取り戻してきている状況と言えそうです。
<調査結果のポイント>
(1) 就業者数
就業者数は6,659万人。前年同月に比べ7万人の減少。4か月連続の減少
(2) 完全失業者数
完全失業者数は171万人。前年同月に比べ23万人の減少。6か月連続の減少
(3) 完全失業率
完全失業率(季節調整値)は2.7%。前月に比べ0.1ポイント低下
※完全失業率とは、学生、専業主婦、高齢者などを除いた15歳以上の人のうち、
仕事をする意欲はあるものの、無職で求職活動をしている人が占める割合のことです。
有効求人倍率とあわせて雇用情勢や景気状況を示す指標になっており、
総務省管轄の下、調査が行われています。
■総務省統計局 労働力調査(基本集計) 2021年(令和3年)12月分結果
ベクトル広報チーム