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(2017.7.13)大企業賃上げ率2.34% 17年春、経団連最終集計

2017-07-18

大企業賃上げ率2.34% 17年春、経団連最終集計

経団連は12日、2017年の春季労使交渉の最終集計をまとめた。定期昇給とベースアップ(ベア)を合わせた大企業の賃上げ額は、月7755円と2.34%増えた。前年の伸び率(2.27%)を上回った。賃上げ率が2%を超えるのは4年連続だが、大半を定期昇給が占めた。
経団連が従業員500人以上の東証1部上場企業を対象に調査して、17業種123社分の集計をまとめた。賃上げ率が2%を4年連続で超えるのは1996年からの4年間以来。非製造業の伸び率は2.64%と製造業(2.26%)を上回った。定昇が1.8%前後を占めており、ベアは0.5%程度とみられる。
賃上げ率が前年を超えたのは6業種、下回ったのが11業種だった。伸びが最も大きかったのは建設で3.74%。人手不足を反映し前年に比べて0.57ポイント上がった。自動車と食品は2.46%、2.38%とそれぞれ0.09ポイント、0.15ポイント伸びた。一方、紙・パルプや造船は前年を下回った。
今年の労使交渉では労働組合が夏冬のボーナスよりベアを重視するケースが目立った。円高への警戒感や世界経済の不透明感は残るが、人材を確保したいとの思いからベアに踏み切った企業も多かった。

日本経済新聞(2017.7.13)より抜粋