リクルートダイレクトスカウト(キャリアカーバー)の評判、仕組みは?
リクルートダイレクトスカウトは、人材派遣や求人広告を手掛ける大手企業「リクルート」が運営している転職エージェントです。
転職エージェントの中でも「ハイクラス」と呼ばれる、年収が高く、一定以上の役職の仕事を多く取り扱っている転職サービスとして知られています。
そのため年収アップやキャリアアップを望む、30代以降のユーザーが大部分を占めているのが特徴。もちろん20代でも転職が成功したケースはありますから、年齢に限らずハイクラス求人に興味がある人は登録してみて損はないでしょう。
ヘッドハンティング型によるハイクラス求人を斡旋しているリクルートダイレクトスカウトの、サービス内容や特徴、使いこなし方などを見ていきましょう。
リクルートダイレクトスカウト(旧:キャリアカーバー)とは?
リクルートダイレクトスカウトはリクルートグループが運営する転職サイトであり、旧名では「キャリアカーバー」として知られていました。
まずは転職エージェントとしての特徴をご紹介します。
リクルートダイレクトスカウト | |
運営会社 | 株式会社リクルート |
登録者数 | 非公開 | 利用者の年齢層 | 登録の年齢制限はなし |
公開求人件数 | 7万件以上 |
非公開求人件数 | 非公開 | 利用料金 | 無料 |
拠点 | 全国16か所 |
【リクルートダイレクトスカウトの特徴1】ハイクラス向けのスカウト型
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラス向けの求人をスカウト形式で案内している転職エージェントです。
求人案件を豊富に取り扱う大手グループ・リクルートのネットワークを活かし、年収の下限は600万円で、主に800万円から2000万円の高年収求人だけを取り扱っている点が最大の特徴です。
ハイクラス向けのため若年層や新人クラスの人に向けた求人は少なめですが、年収やキャリアに注目した転職をしたい人に人気のエージェントとなっています。
スカウトを待つ形のため、自分の市場価値を知るきっかけになる点も、同サービスを利用する動機になるでしょう。
【リクルートダイレクトスカウトの特徴2】完全無料で利用できる
ハイクラス向けの転職エージェントは他にもありますが、求人の検索やスカウトの受信など、一部の機能には利用料金が科せられるサービスも存在します。
ハイクラス求人を無料で気軽に閲覧してみたいという人や、転職にコストをかけたくない人におすすめできるエージェントです。
【リクルートダイレクトスカウトの特徴3】スカウトも応募も可能
ヘッドハンティング型の転職エージェントでは、スカウトを受けるまで「待ち」の姿勢でいることが基本となります。しかし急いで転職先を見つけたい人や、自分から気になる転職先にアプローチしたい人もいるでしょう。
リクルートダイレクトスカウトでは、スカウトを待つだけではなく希望の求人を検索したり、実際に応募することも可能となっています。
スカウトを気長に待ちながら、気になる企業について調べたりアプローチをかけたりと、能動的な転職活動を行うこともできるのが同サービスの強みです。
リクルートダイレクトスカウトに登録するメリット
転職エージェントにはそれぞれ特色や強みが存在します。リクルートダイレクトスカウトを使って転職をするなら、以下のようなメリットが得られるでしょう。
- ハイクラス求人が豊富
- 待つだけ簡単!
- ヘッドハンターを選べる
- 自分の市場価値がわかる
- 顧問として働くチャンスも
- 完全無料
【リクルートダイレクトスカウトのメリット1】ハイクラスの求人が豊富
リクルートダイレクトスカウトを使って転職をする一番のメリットが、ハイクラス・エグゼクティブ求人を多数閲覧できる点です。
- 年収800万円以上
- 管理職
- 専門職
- CEO
- 大手企業
など、好条件の求人が多数揃っています。求人・人材派遣業界でも大手のリクルートグループならではのネットワークを駆使した、多数の質の高い求人が魅力。
ただ年収やキャリアをアップさせたいだけではなく、企業としての質にも注目して転職先を選びたい人にうってつけです。
【リクルートダイレクトスカウトのメリット2】待つだけなので在職中に便利
自分で応募することもできますが、基本はヘッドハンティング型の転職エージェントであるため、会員登録した後はスカウトを待つだけでOK。
企業から直接スカウトを受けることもあれば、ヘッドハンターがユーザーに適した仕事を見つけて声をかけてくれることもあります。
ヘッドハンターはリクルートと提携しており、広範な情報網の中から適職を見つけてくれるのです。
【リクルートダイレクトスカウトのメリット3】ヘッドハンターを自由に選べる
多くの転職エージェントでは、運営側がユーザーにあてがった担当者とコミュニケーションを取っていくのが主流。実際にリクルートダイレクトスカウトでも、スカウトの送り主であるヘッドハンターと転職について相談していく形が基本の流れです。
ただしスカウトを待つだけではなく、ユーザー側がヘッドハンターを検索し、自分で選ぶことが可能。
- 担当業種
- 経験年数
- 実績
- 自己PR
といった項目が各ヘッドハンターの詳細ページに記載されているため、アドバイスやサポートをお願いしたいと思えるヘッドハンターがいたら、積極的に声をかけましょう。
ヘッドハンターとユーザーのミスマッチを予防できるため、今後のキャリアについて相談したり、求人紹介を依頼したりしやすいのがメリットです。
【リクルートダイレクトスカウトのメリット4】自分の市場価値が分かる
リクルートダイレクトスカウトに会員登録しているのは、本気で転職先を探そうとしている人だけではありません。マイペースに現職と並行して、転職に向けた自己分析や企業・業界研に役立てようとしている人もいます。
登録後にスカウトを待つ受け身な使い方をすると、自分がどんな業種や企業から求められるのか、自分の今の市場価値を知ることができます。
自分から積極的にならなくても良いサービスですから、他の転職エージェントと併用したり、転職先の業界・職種を決めかねたりしている人にとって心地よいエージェントと言えるでしょう。
【リクルートダイレクトスカウトのメリット5】顧問として働くチャンスも
リクルートダイレクトスカウトでは転職先の求人紹介とは別に、「顧問求人」のスカウトサービスも行っています。
顧問と言えば豊富な経験を培ったシニア層が多く活動しているイメージでしたが、近年では若手や中堅のハイキャリア層が副業として、業務委託で契約を結ぶ顧問としての働き方も増えています。
リクルートダイレクトスカウトではただ転職先の求人を探すだけではなく、こうした顧問として働くチャンスも得ることができます。
【リクルートダイレクトスカウトのメリット6】完全無料でできることが多い
ハイクラス・ハイキャリア向けの求人を多数取り扱っている転職エージェントとしては、無料で利用できるサポート内容が圧倒的に多いのがリクルートダイレクトスカウトの特徴です。
検索・応募できる求人に制限がなく、大手グループならではの膨大な求人数を閲覧できる点は転職エージェントとしても大きな強み。
有料の転職エージェントと比較しても公開求人数が多く、どんな使い方をしても利用料金を課せられないため利用までのハードルが低いと言えるでしょう。
リクルートダイレクトスカウトの注意点や苦手なサポート
無料で質の高い求人を多数紹介してくれるリクルートダイレクトスカウトですが、一方で次のような苦手分野があることに注意しておきましょう。
リクルートダイレクトスカウト【注意点1】要求される経験やスキルが高い
ハイクラス・ハイキャリアの求人を多く取り扱っていることから、求職者に要求しているハードルはかなり高めに設定されています。
- 経験が浅い
- 20代
- 低年収
- 資格やスキルがない
以上のような特徴に当てはまる人は、応募要件を満たせなかったり、スカウトがなかなか来なかったりする可能性もあります。
ハイクラスの転職に特化した転職エージェントという性質から、企業から求められる能力も高く設定されているのです。現在の年収があまり高くない人や、経験やスキルの少ない人には思うようなサポートが受けられないかもしれません。
リクルートダイレクトスカウト【注意点2】ベンチャー企業は少ない
大手グループリクルートが運営するハイキャリア転職サービスということで、紹介する求人や企業にもかなり高いハードルが設けられています。
大手グループや大企業が多く揃っており、逆に創業年数の浅いベンチャー企業はほとんどありません。
リクルートダイレクトスカウト【注意点3】模擬面接や書類添削はない
他の転職エージェントではユーザーにキャリアアドバイザーがあてがわれ、転職に向けた模擬面接や応募書類の添削などをサポートしてくれます。
リクルートダイレクトスカウトにはそういった転職サービスはなく、あくまでハイクラスの求人を多く紹介してもらえるだけのシンプルなサポート内容となっています。
そのため初めて転職する人や、面接・書類作成に自信がない人にとってフォローが少なく心細いかもしれません。
他の転職エージェントを併用して、模擬面接などは別のエージェントで、ハイクラス求人の検索はリクルートダイレクトスカウトで…という使い方も可能です。
リクルートダイレクトスカウト【注意点4】登録から転職までに時間がかかる
応募者に要求されるハードルが高い上、自分から応募しなければスカウトを待つしかないリクルートダイレクトスカウトは、スピーディな転職には向いていません。
急いで転職したい人には時間がかかりすぎると感じられることもあるため、スピード重視で転職活動をしたい人は、別の転職エージェントを探してみましょう。
もちろん自分から求人やヘッドハンターを探して応募すれば、ただスカウトを待っているよりは早く転職できますが、それでも他の転職エージェントと比較すると転職までの道のりは長めです。
気長に自分の市場価値を確かめたり、現職と並行しながら転職のチャンスを探すような使い方に向いているでしょう。
リクルートダイレクトスカウトの評判をチェック
リクルートダイレクトスカウトを実際に利用した人からは、良かったという口コミも不満だったという口コミもどちらも見られます。
利用者からの評判をチェックしてみましょう。
リクルートダイレクトスカウトの良い評判とその理由
リクルートダイレクトスカウトを利用した人から挙げられた、肯定的な意見は以下の通り。
- しっかり時間をかけたヒアリングがあり、レスポンスはゆっくりだが細やかな気配りがたくさんあった
- ヘッドハンターからの面接前の連絡で、給料面や休み、勤務地などについて詳細に話してくれた
- 釣り求人かと疑うほど高年収の求人を、たくさん無料で閲覧できた
ハイクラス求人を取り扱う転職エージェントとしての、高年収の求人が多い点や、ヘッドハンターの質の良さが高評価を得ています。
年収の高さに対する驚きの声は特に多く挙げられており、キャリアアップや年収アップを期待している人にはまず満足できるサポート内容となっています。
リクルートダイレクトスカウトの悪い評判とその理由
高評価も多い中で、リクルートダイレクトスカウトの利用者からはこんな不満も上がっています。
- 求められる能力が高すぎて、自分には到底できないレベルの求人しかなかった
- 年収800万円以上の求人が多い一方で、求人の総数としてはそれほど多くはない
- 希望していない職種の案件ばかりを送ってこられた
高年収のハイキャリア求人が中心となっているため、応募までのハードルの高さに驚く人も少なくありません。
ハイクラス求人ばかりを厳選しているため、他の転職エージェントと比較すると求人総数も少なくなりがちであり、選択肢が少ないと感じることもあるようです。
また、ヘッドハンターにも当たりはずれや得意不得意がありますから、自分と合わないヘッドハンターからミスマッチな求人を案内されてしまうことも考えられます。
リクルートダイレクトスカウトを使いこなすコツ
リクルートダイレクトスカウトを上手く利用して転職を成功させるために役立つ、使い方のコツをチェックしていきましょう。
- 早い段階で登録する
- スカウトの種類を確認
- レジュメはしっかり詳細に書く
- ヘッドハンターは複数人見つける
- 他の転職エージェントと併用する
転職成功のポイント【1】早い段階から登録しておく
リクルートダイレクトスカウトは決してスピード感のある転職エージェントとは言えません。もしもハイクラスの転職を少しでも視野に入れているなら、なるべく早い段階から会員登録しておきましょう。
早く登録しておけば、1件でも多くスカウトを受けることができ、早期の転職がしやすくなります。
今はまだ転職する気がなくても、いつどこで転職したいと思うかは誰にもわかりません。転職したくなったときに転職先の候補をいくつかピックアップできるよう、準備として会員登録だけでも済ませておきましょう。
人気の求人やヘッドハンターには問い合わせが殺到しますから、好条件の求人などを逃さないためにも、登録は早めが吉です。
転職成功のポイント【2】スカウトの種類をチェック
リクルートダイレクトスカウトで受け取れる、企業やヘッドハンターからのスカウトには4種類があります。
通常スカウト | レジュメからランダム送信される、重要度の低いスカウト |
---|---|
FITスカウト | 相性の良いヘッドハンターからの送信されるスカウト |
一求入魂スカウト | 優秀な人材にのみ送信される、書類なし面接が多いスカウト |
顧問求人スカウト | 優秀な人材にのみ送信される、人気企業と顧問契約のチャンスがあるスカウト |
スカウトの種類によってそれぞれ重要度が違う点に注意しましょう。通常スカウトは内容を見て、気にならなければスルーしても支障はありません。
ただしFITスカウトは相性の良いヘッドハンターを選ぶのに役立ち、一求入魂・顧問求人スカウトは自分の市場価値の高さを示すものと判断できます。
転職成功のポイント【3】レジュメを詳細に登録する
リクルートダイレクトスカウトで登録するレジュメは、名前や住所といった基本的な情報の他、学歴や職歴、持っている資格など様々な情報を求められます。
面倒だからと言って省略せず、埋められる項目は全て埋めましょう。レジュメを詳細に登録している人ほど、希望や適性にぴったりのヘッドハンターや企業からのスカウトが来やすくなります。
ヘッドハンターや企業にとって、求職者を知ることができるのはレジュメの情報だけです。どんなことでも興味を持ってもらえる可能性がありますから、レジュメはしっかり記入しておきましょう。
転職成功のポイント【4】ヘッドハンターは複数人見つける
自分に合うヘッドハンターを見つけるのは簡単ではありません。FITスカウトやヘッドハンターの検索機能などで条件の適したヘッドハンターは見つけられますが、実際にコミュニケーションを取ってみるとミスマッチが起きることもあります。
ヘッドハンターは必ず2~3人の人と連絡を取ってみて、最も相性の良い人を探しましょう。ヘッドハンターによってはレスポンスの速さや対応力、得意分野も異なります。
転職成功のポイント【5】他の転職エージェントと併用する
完全無料で利用できる一方、ハイクラス・ハイキャリアの求人しか紹介されないなど、転職エージェントとしてカバーしきれない面もあります。
リクルートダイレクトスカウトとは別に他の転職エージェントにも登録して、低年収・若年層向けの求人や、模擬面接などの転職サポートは他のエージェントで期待しましょう。
リクルートエージェント | 幅広い世代におすすめ |
---|---|
DYM就職 | 第二新卒・既卒・フリーター・ニートにおすすめ |
type転職エージェント | 一都三県、都市部で転職したい人におすすめ |
他のハイクラスの求人を扱っているエージェントに複数登録するのもおすすめですよ。
転職エージェント | 特徴 |
---|---|
JACリクルートメント |
・外資系、大手企業の求人が強い ・無料適職診断あり JACリクルートメントの評判はこちら |
ビズリーチ |
・年収1,000万円以上の求人が多い ・転職後の年収アップに成功しやすい! ビズリーチの評判はこちら |
【これで解決!】リクルートダイレクトスカウトに関するQ&A
ここまで「リクルートダイレクトスカウト」の特徴や登録するメリット、利用にあたっての注意点、さまざまな評判などについて詳しくご説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
「リクルートダイレクトスカウト」はスカウト型転職サイトの中でも、一、二を争うほどの、認知度と利用者満足度を誇ります。「ぜひ一度利用したい!」と思っていただけたなら幸いです。
ここからは、「リクルートダイレクトスカウト」の利用について気になることや、利用中のよくあるトラブルとその対処法について、詳しくご紹介していきます。
「リクルートダイレクトスカウト」を使いこなすことができれば、大幅な年収アップも夢ではありません。希望条件をしっかり叶えて、転職を成功させてくださいね。
気になること1:リクルートエージェントとの違いってなんですか?
気になること1「リクルートダイレクトスカウトとリクルートエージェントの違いってなんですか?」についてお答えしていきます。
「リクルートダイレクトスカウト」も「リクルートエージェント」も認知度が高く、名前も似ていることから、サービス内容の違いが少しわかりにくいですよね。
「リクルートダイレクトスカウト」と「リクルートエージェント」の違いについて以下の表にまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
比較内容 | リクルートダイレクトスカウト | リクルートエージェント |
---|---|---|
転職サイトの種類 | スカウト型転職サイト | エージェント型転職サイト |
ヘッドハンターや企業によるスカウト | あり | なし |
キャリアアドバイザーによる転職サポート | なし | あり |
利用料金 | 無料 | 無料 |
利用可能期間 | 基本的になし | 主に3ヶ月(場合によっては延長可能) |
利用対象者 | ・経歴やスキル、実績のある方 ・自分の市場価値を知りたい方 ・年収アップ、キャリアアップを目指す方 |
・転職活動に不安がある方、相談しながら転職活動を行いたい方 ・面倒な事務作業(応募書類の送付・面接の日程調整など)を代行してほしい方 ・働きながら、隙間時間を活用して転職活動を行いたい方 |
利用にあたっての注意点 | ・スケジュール管理など、能動的に転職活動を行う必要がある ・経歴やスキル、実績によってはスカウトが来ない場合もある ・ヘッドハンターに当たりはずれがある(相性の問題) |
・就労条件の良い求人は取り合いになるため、履歴書や職務経歴書に手を抜くと転職活動が難航しやすい ・待ち時間が多いため、急いで転職したい方は他の転職サイトも併用する必要がある ・キャリアアドバイザーに当たりはずれがある(相性の問題) |
一言で言うなら | 自分のキャリアに自信があるハイキャリアの方向け | 転職活動を効率的に行いたい方向け |
「リクルートダイレクトスカウト」と「リクルートエージェント」の違いを理解したうえで、利用する転職サイトを選んでくださいね。
気になること2:一求入魂スカウトってなんですか?
気になること2「リクルートダイレクトスカウトの一求入魂スカウトってなんですか?」についてお答えしていきます。
「リクルートダイレクトスカウトを使いこなすコツ」の「転職成功のポイント【2】スカウトの種類をチェック」でもご紹介しましたが、「リクルートダイレクトスカウト」には、「一求入魂スカウト」というサービスが存在します。
「一“球”入魂スカウト」ではなく、「一“求”入魂スカウト」です。
「一求入魂スカウト」とは、これまでの経歴やスキルが優れた利用者にのみ送信される、特別なスカウトサービスのことです。
年収の水準が高く、条件の良い非公開求人を紹介してもらえるため、年収アップやキャリアアップが見込めます。
通常のスカウトよりも返信率や内定率が高いため、「一求入魂スカウト」が届いた際には、スカウト内容をしっかり読んで、転職活動に上手く活かすようにしてくださいね。
気になること3:リクルートダイレクトスカウトは怪しい気がします
気になること3「リクルートダイレクトスカウトは怪しい気がします」についてお答えしていきます。
「リクルートダイレクトスカウト」について、良くない評判についてはすでに「リクルートダイレクトスカウトの評判をチェック」の項目でもご紹介しました。
有名俳優を起用したCMもよく目にするため、認知度も利用者も多いのは事実ですが、その反面、悪い評判を見て「なんかちょっと怪しいかも……」と不安を抱く方も、決して少なくないでしょう。
「リクルートダイレクトスカウト」はきちんと厚生労働省の認可を受けたうえで、スカウト型転職サービスを提供しています。
ですから、「リクルートダイレクトスカウト」は、決して怪しい転職サイトやスカウトサービスではありません。
ただ、「リクルートダイレクトスカウト」のヘッドハンターや企業には売上やノルマがありますので、求職者を入社させるため、求職者にとって不都合な内容を隠すこともあります。
ヘッドハンターや企業の言うことを鵜呑みにせず、自分の目でしっかり確かめるようにしてくださいね。
気になること4:リクルートダイレクトスカウトはバレますか?
気になること4「リクルートダイレクトスカウトの利用は、職場にバレることはないですか?」についてお答えしていきます。
転職サイトを利用するときに一番気になるのは、「会社にバレないかどうか」ですよね。
「リクルートダイレクトスカウト」を利用しても、会社にバレる心配はありません。
何故なら、「リクルートダイレクトスカウト」では、
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
といった、個人を特定できる情報を隠した状態で利用できるからです。
実名などの個人情報が公開されるのは、スカウトへの返信や求人への応募をした際などですので、安心して利用することが出来ますよ。
気になること5:いつでも使えるスマホアプリはありますか?
気になること5「リクルートダイレクトスカウトにスマホアプリはありますか?」についてお答えしていきます。
スマホアプリがあると、いつでも気軽に転職活動ができるため、便利ですよね。
しかしながら、2023年11月時点では「リクルートダイレクトスカウト」に専用のスマホアプリはありません。
ただ、「リクルートダイレクトスカウト」の人気や利用者数を考えると、スマホアプリがリリースされるのも時間の問題かもしれませんね。
気になること6:GOLD(ゴールド)スカウトってなんですか?
気になること6「リクルートダイレクトスカウトのGOLD(ゴールド)スカウトってなんですか?」についてお答えしていきます。
「リクルートダイレクトスカウトを使いこなすコツ」の「転職成功のポイント【2】スカウトの種類をチェック」では、スカウトの種類は4種類あるとご紹介しましたよね。
この4つのスカウトの種類は、求職者が受け取ることができるスカウトの種類です。
企業・法人向けの「リクルートダイレクトスカウト」の公式ホームページの「よくある質問」には「2つのタイプがある」と記載されており、そのうちの1つが「GOLD(ゴールド)スカウト」なのです。
●GOLDスカウト(面接・面談確約)
特に採用したい登録者に対して、面談や面接を確約する特別なスカウトとなります。
通常のスカウトとは訴求方法が異なり、GOLDスカウトを受け取った登録者からご応募いただいた際は、面談・面接からの選考となります。面談・面接を確約することで通常スカウトよりも返信が期待できるアプローチ手法です。
引用元:リクルートダイレクトスカウト「サービスの流れ・よくある質問」より
面談や面接を確約できるとなると、求職者からの返信率は確実に高くなるため、「この方を雇いたい!」と思った求職者にだけ送られる、特別なスカウトのようです。
気になること7:利用したいので登録方法を教えてください
気になること7「リクルートダイレクトスカウトの登録方法を教えてください」についてお答えしていきます。
「リクルートダイレクトスカウト」の新規会員登録の方法は、以下の通りです。
- インターネットで「リクルートダイレクトスカウト」と検索する
- 一番上に出てきた公式ホームページにアクセスする
- 「今すぐ登録する」ボタンを押すか、新規会員登録の箇所までスクロールする
- メールアドレスを入力する
- パスワードを入力する
- パスワードを再入力する
- 会員規約・プライバシーポリシー・スカウトに関する情報の利用に同意したうえで、「無料登録する」ボタンをクリックする
あとは届いたメールの案内に従って、利用登録やレジュメの作成を進めてくださいね。
気になること8:求人への応募方法を教えてください
気になること8「リクルートダイレクトスカウトの求人への応募方法を教えてください」についてお答えしていきます。
求人への応募の流れは以下の通りです。
「求人情報検索」タブから求人情報を検索してください。「詳しく見る」ボタンをクリックすると、求人情報の詳細を閲覧できます。「応募を依頼する」ボタンをクリックすると、担当のヘッドハンターに応募依頼のメッセージを送信することができます。
「応募を依頼する」ボタンのない求人は、リクルートダイレクトスカウトでは直接の応募を受け付けていません。企業からのスカウト経由でのみ応募が可能です。求人を「気になる」に保存しておくと、その企業からスカウトが届く可能性があります。ぜひご活用ください。
引用元:リクルートダイレクトスカウト「ヘルプ」内「求人情報への応募を依頼したい」より
「応募を依頼する」ボタンをクリックして、どんどん転職活動を行っていきましょう。
気になること9:お祝い金がもらえるって本当ですか?
気になること9「リクルートダイレクトスカウトではお祝い金がもらえるって本当ですか?」についてお答えしていきます。
「リクルートダイレクトスカウト」では、「リクルートダイレクトスカウト」を通じて転職に成功された利用者の方を対象に、随時アンケートを実施しています。
このアンケートの回答の謝礼として、お祝い金がもらえるようです。
気になること10:ビズリーチと比べるとどっちを使うべきですか?
気になること10「リクルートダイレクトスカウトとビズリーチはどっちを使うほうがいいですか?」についてお答えしていきます。
スカウト型転職サイトとしてCMでも良く見る「リクルートダイレクトスカウト」と「ビズリーチ」ですが、「一体どっちを使えばいいの?!」と悩んでいる方も少なくないはずです。
そんな方のために、「リクルートダイレクトスカウト」と「ビズリーチ」を比較した表を、以下にご用意しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
比較内容 | リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ |
---|---|---|
転職サイトの種類 | スカウト型転職サイト | スカウト型転職サイト |
対応業種・対象職種 | 全業界・全職種 | 全業界・全職種 |
利用者の対象年齢 | 20代~60代 | 20代後半~50代前半 |
利用料金 | 無料 | 無料プラン(スタンダードステージ)・有料プラン(プレミアムステージ)を選ぶことができる |
利用登録審査 | なし | あり |
公開求人数(※1) | 約253,300件 | 約103,200件 |
利用対象者 | ・ハイキャリア向け転職サイトを無料で使ってみたい方 ・完全無料で自分の市場価値を知りたい方、今後のキャリア形成につなげたい方 ・スカウト型転職サイトの求人を見てみたい方 |
・じっくりと時間をかけて納得できる求人を探したい方 ・自分に合ったヘッドハンターを見つけたい方 ・大手企業や多くのヘッドハンターからのスカウトを受け取りたい方 |
一言で言うなら | 初めてスカウト型転職サイトを利用するハイキャリアの方向け | 確実に年収アップ・キャリアアップしたいハイキャリアの方向け |
「リクルートダイレクトスカウト」と「ビズリーチ」、どちらにもメリットとデメリットがありますから、両方使う(併用する)のがおすすめですよ。
気になること11:未経験職種・業種に挑戦できますか?
気になること11「リクルートダイレクトスカウトでは未経験職種や未経験業種への挑戦は可能ですか?」についてお答えしていきます。
未経験職種や未経験業種への挑戦は、決して悪いことではありません。
とはいえ、「リクルートダイレクトスカウト」において未経験職種や未経験業種に挑戦することは可能ですが、落ちる可能性・スカウトや返信が来ない可能性が高いことは、念頭に置いておきましょう。
気になること12:第二新卒でも利用できますか?
気になること12「リクルートダイレクトスカウトは第二新卒でも利用できますか?」についてお答えしていきます。
「リクルートダイレクトスカウト」は第二新卒でも利用できます。
しかしながら、ヘッドハンターや企業から求められているスキルや実績が基準に達していなければ、スカウトが来ない可能性は高いです。
自分のスキルや実績に自信がある方、現時点での自分の市場価値を知りたい方は、利用登録してみるのもいいでしょう。
気になること13:電話やメールが多くてしつこいって本当ですか?
気になること13「リクルートダイレクトスカウトはメールや電話が多くてしつこいって本当ですか?」についてお答えしていきます。
「リクルートダイレクトスカウト」からのメールや電話はしつこくありません。
もし、「メールや電話が多くてしつこい」と感じる場合は、「スキルや実績が充分にあるため市場価値が高く、引き抜きたいヘッドハンターや企業からたくさん連絡が来ている」と捉えていいでしょう。
「メールや電話が多くてしつこい」とネガティブに捉えるのではなく、このチャンスを活かして大幅な年収アップやキャリアアップを叶えてくださいね。
気になること14:転職支援サービスはありますか?
気になること14「リクルートダイレクトスカウトに転職支援サービスはありますか?」についてお答えしていきます。
「リクルートダイレクトスカウト」は転職サイトではありますが、スカウトサービスがメインの「スカウト型転職サイト」なのです。
つまり、「リクルートダイレクトスカウト」にはレジュメの添削や面接対策などの「転職支援サービス」はありません。
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接対策や面接同行
- さまざまな転職に関する悩み相談
といった転職支援サービスを求めるのであれば、「リクルートエージェント」のようなエージェント型転職サイトを利用することをおすすめします。
トラブル1:リクルートダイレクトスカウトにログインできません
トラブル1「リクルートダイレクトスカウトにログインできないです」についてお答えしていきます。
急にログインできなくなってしまうと、どうすればいいのかと焦りますよね。
「リクルートダイレクトスカウト」にログインできない理由として考えられるのは、「メールアドレス」もしくは「パスワード」の入力が間違っている可能性です。
以下を参考にしながら、ログインを試してみてください。
メールアドレスがわからない場合 | 新規会員登録後、登録したメールアドレスに「リクルートダイレクトスカウト」からメールが届いているはずです。メールの件名は「【重要】メールアドレスのご登録ありがとうございます【リクルートダイレクトスカウト】」ですので、メールボックスから探してみてください。 |
---|---|
パスワードがわからない場合 | パスワードの再設定を行います。「リクルートダイレクトスカウト」のヘルプより「ログインできません」の項目を探し、パスワード再設定のページにアクセスしてください。 |
トラブル2:ヘッドハンターから返信が来ません
トラブル2「リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターから返信が来ません」についてお答えしていきます。
知恵袋にも、「リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターから返信が来ない」といった内容の相談が、多く寄せられています。
ヘッドハンターから返信が来ないケースについて、「リクルートダイレクトスカウト」は以下のような対策を取るように回答しています。
リクルートダイレクトスカウトでは、1週間以内の連絡をヘッドハンターへお願いしております。1週間を過ぎて返信返答がない場合は「応募依頼した企業名およびポジション名」「担当ヘッドハンターの社名および氏名」を記入いただき、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
引用元:リクルートダイレクトスカウト「ヘルプ」内「ヘッドハンターからの返信が来ない」より
知恵袋で質問する前に、まずは「リクルートダイレクトスカウト」のお問い合わせフォームに連絡するようにしてくださいね。
トラブル3:ヘッドハンターや企業からスカウトが来ません
トラブル3「リクルートダイレクトスカウトのヘッドハンターや企業からスカウトが来ません」についてお答えしていきます。
せっかく利用登録したのにスカウトが来ないと、焦りや不安につながりますよね。
ヘッドハンターや企業からスカウトが来ないケースについて、「リクルートダイレクトスカウト」は以下のように回答しています。
リクルートダイレクトスカウトでは、ヘッドハンター・企業が求めるスキルや経験などの条件が、登録されているレジュメの内容と一致した場合にスカウトが届きます。
転職市場の状態によってはスカウトが届きにくいこともございますので、ご了承ください。
なお、レジュメの内容が詳細であるほど、ヘッドハンター・企業の目に留まりやすくなります。
引用元:リクルートダイレクトスカウト「ヘルプ」内「スカウトが届かない」より
スカウト型転職サイト、それも「リクルートダイレクトスカウト」のように求職者に求めるレベルが高いスカウト型転職サイトの場合、
- スキルや実績が求められる基準に達していない
- 地方など、求人が少ない場所に住んでいる
- 転職回数が多い、短期間で仕事を辞めている
といったケースに当てはまると、スカウトが来ないことは決して珍しいことではありません。
まずは「リクルートダイレクトスカウト」の言うように、自身を最大限アピールできるようなレジュメに書き直してみましょう。
もしそれでもスカウトが来ない場合は、「リクルートダイレクトスカウト」ではなく、「リクルートエージェント」などのエージェント型転職サイトの利用に切り替えることをおすすめします。
足りないスキルや実績など、転職のプロであるキャリアアドバイザーが、丁寧にアドバイスしてくれるはずですよ。
トラブル4:選考や内定を辞退するにはどうすればいいですか?
トラブル4「リクルートダイレクトスカウトの選考や内定を辞退したいのですが、どうすればいいですか?」についてお答えしていきます。
応募依頼をしたヘッドハンターや企業に対して、直接辞退する旨をお伝えください。
選考や内定の辞退は言い出しにくいかもしれませんが、きちんと連絡をすることが社会人としての最低限のマナーです。決して無断で辞退することのないようにしてくださいね。
トラブル5:メールを停止する方法を教えてください
トラブル5「リクルートダイレクトスカウトのメール停止方法を教えてください」についてお答えしていきます。
残念ながら、「リクルートダイレクトスカウト」からの大事なメールの配信を停止することはできません。
ただし、「リクルートダイレクトスカウト」からのお役立ち情報などの「情報配信」に関しては、メールの配信を停止することが可能です。
「設定」ボタンを押したあと、「メール配信設定」からメールの配信について内容を編集できますので、ぜひご活用くださいね。
トラブル6:リクルートダイレクトスカウトを退会したいです
トラブル6「リクルートダイレクトスカウトを退会する方法を教えてください」についてお答えしていきます。
退会すると、「リクルートダイレクトスカウト」に登録しているレジュメやメッセージのやり取りなどがすべて削除されてしまいます。あとから復元はできませんので、ご留意のうえで退会くださいね。
退会方法は、「設定」ボタンを押したあと、退会手続きを行うことで退会することができますよ。
焦らず長い目で使うのが吉。理想のキャリアを築けるサポート
リクルートダイレクトスカウトの大きな強みは、ハイクラス・ハイキャリアな求人を優先的に紹介してもらえること。
もちろん経験やスキルといったハードルの高さはありますが、高年収の求人に必要なスキルや自分の市場価値を確認できるため、気軽に登録して損はないでしょう。
ただ転職をサポートするだけではなく、副業として有名企業で顧問をできるチャンスもあるなど、今後一生のキャリア形成を手伝ってくれるのがリクルートダイレクトスカウトの特徴です。
ただヘッドハンターにキャリアについて相談に乗ってもらうだけでも、十分登録の価値はあります。気軽に登録した後は、スカウトを待ったり求人を探したりと自由に活用していきましょう。