お金を借りる方法を即日融資や低金利など状況に合わせて26種類紹介

カードローン 2023.01.10

お金が必要な時にどうしたらいいのか考えると、すぐに収入が増えるわけではないためお金を借りることがまず思い浮かぶでしょう。しかし、融資のコマーシャルがよく流れるものの、今までお金を借りたことがない人だとどこから借りていいのかわからないかもしれません。
 
一時的にお金を借りたい場合やすぐにでもどうにかしてお金を借りる方法が知りたい人、審査通らない場合はどこに頼るのがいいのかなど、人により違います。この記事では、いろいろな状況の人や場面を考慮してお金を借りる方法を提案します。
 
今日すぐに必要な時に即日でお金を借りられるところから低金利に借りられる方法、公的な支援についても紹介しているので、参考にしてください。

お金を借りる方法では大手消費者金融カードローンが早くて安全

お金を借りる方法としてまず出てくるのがカードローンですが、カードローンは良くない、怖いと思っている人もいます。しかし、「計画的に」といわれるように、きちんと返済を考えて無理のない借り方をすれば、カードローンは安全な方法なのです。
 
大手消費者金融が扱うカードローンは即日融資も可能なため、すぐにお金が必要な人には最適です。

今は、アプリローンやスマホATMをはじめとする便利な機能も増えました。周りへ知られたくないという人にも配慮して手続きをしてくれます。ここでは、大手消費者金融のおすすめカードローンを順に紹介していきます。

SMBCモビットは条件付きだがWEB完結申込で周りに知られにくい

SMBCモビットでは、WEB完結申し込みでの手続きや郵送物はコンビニ受け取りが可能など、周りへのバレ対策がしっかりとしています。

金利
(実質年率)
3.0~18.0%
限度額 800万円
申込方法 パソコン
スマートフォン
電話
三井住友銀行内ローン契約機
対象者 満20~69歳
安定した収入がある
会社基準を満たす
(アルバイト・パート・派遣社員・自営業者も可能)

SMBCモビットでWEB完結手続きの場合、指定銀行の口座を持っていることと社会保険証または組合保険証を持っていることが必要です。もちろん、この条件が揃わなくてもWEBで申し込みできます。
 
WEB完結の手続きならば、電話連絡や郵送物なしで契約できるだけでなく、カードレスの利用も可能です。後でカードが必要な場合は、発行もできます。
 
カードレスでは、スマホATMとしてスマートフォンにダウンロードしたアプリを使い、コンビニATMで借り入れや返済ができます。セブン銀行とローソン銀行のATMが使えます。
 
カードの発行が必要な場合もローン契約機で発行したり、郵送では家族へのバレ対策として、MCセンター名で送られたりコンビニ等で受け取れたりできます。

プロミスは消費者金融の中では低金利でサービスも充実している

カードローンでは初めての場合、数字の大きな上限金利で借りることが多いです。プロミスは、その上限金利が他社よりも低いカードローンです。

金利
(実質年率)
4.5~17.8%
限度額 500万円
申込方法 WEB
アプリ
電話
郵送
来店
自動契約機
対象者 18~69歳
本人に安定した収入がある
(主婦・学生でもアルバイト・パートなど安定した収入があれば可・高校生は不可)

プロミスの金利面の良さは、消費者金融でカードローンを選択する時のポイントのひとつです。しかし、他にも幅広い特長があります。
 
法律の改正で2022年4月から18歳は成人として扱われるようになりました。その成人として18歳から申し込みが可能になった点は、対応が早いといえます。(ただし、高校生は不可です)
 
スマートフォンを使うアプリローンに関しても、カードレスのスマホATMが可能です。利用できるATMは、セブン銀行とローソン銀行になります。登録は必要なものの、利用すればVポイントを貯めて活用することも可能です。
 
メールアドレス登録などの条件はあるものの、初めての人は30日間無利息サービスが利用できます。しかも無利息期間が初回出金日翌日から換算される点は、他社と違うメリットです。金利面や無利息サービスを上手に活用すれば、利息を減らすことができます。

アコムは返済のしやすさや無利息30日間が特長。カードレスも可能

アコムは一見、特出した特長が無いようにみえますが、逆に内容やサービスが平均的でバランスのよいカードローンといえます。

金利
(実質年率)
3.0~18.0%
限度額 800万円
申込方法 インターネット
電話
郵送
店舗
自動契約機
対象者 成人以上
安定した収入と返済能力がある
会社基準を満たす
(アルバイトやパートも可・高校生は不可)

商品内容として平均的なアコムは、最短30分融資も可能で急ぎの人向きです。スマホアプリならば他社同様カードレスもでき、その場合はセブン銀行ATMでの取り引きになります。
 
アコムにも30日間金利0円のサービスがありますが、アコムは契約日翌日から換算されるのでタイミングをよく見る必要があります。
 
返済に関してアコムでは、返済期日から前14日間に返済することもできます。返済日に多少なりとも自由があると自分のよいタイミングで返済でき、精神的な負担が軽減できます。

人気のアイフルは急ぎの人にも対応してくれておすすめのカードローン

アイフルは金利や限度額については他社と同じですが、審査が早くて急ぎの人に向いています。

金利
(実質年率)
3.0~18.0%
限度額 800万円
申込方法 WEB
アプリ
電話
無人店舗
対象者 満20歳以上69歳まで
定期的な収入と返済能力を有する

対応の早さをはじめWEB完結やスマホATMなど他社同様、特長がたくさんあります。
 
アイフルもWEB完結申し込みに力を入れていて、スマホアプリを使えば郵送物なしやカードレスでの契約ができます。電話での在籍確認も原則ないという点から、周りに知られにくいというメリットがあります。カードレスでの借り入れや返済は、セブン銀行とローソン銀行のATMが使えます。
 
アイフルの30日間無利息サービスは、契約日翌日からの計算です。急ぎの場合は、WEBで申し込みした後、電話連絡をすれば審査を優先的に行ってもらえます。

新しいオリックスマネーはWEBでの利用がメインのカードローン

今年発売されたオリックスマネーを取り扱っているのは、オリックス・クレジット株式会社で、オリックス銀行が直接販売しているオリックス銀行カードローンとは別のカードローン商品です。

金利
(実質年率)
2.9~17.8%
限度額 800万円
(個人事業主の新規の契約額は一律最大50万円)
申込方法 WEBのみ
対象者 日本国内に居住
満20歳以上69歳まで
毎月定期収入がある

銀行カードローンは即日融資ができませんが、オリックスマネーは即日融資が可能です。審査時間は、早ければ60分となっています。
 
新しいカードローン商品として一番の特長が、申込方法がWEBのみである点です。また、カードの発行がないことから周りに知られにくいのもポイントです。
 
WEB完結申込だとしても、申込後に契約内容の確認や在籍確認などで電話が入ることがあり、メール以外で連絡が入ることは知っておく方がいいです。スマホATMは、セブン銀行になります。
 
上限金利がプロミス同様17.8%も魅力のひとつです。年会費等はかからず、カードローン利用の特典として、オリックスグループの会員優待があります。

レイクALSAは無利息サービスが知られているが審査も早い

レイクALSAは、無利息サービスの期間が選択できることで知られるカードローンですが、審査の早さも魅力のひとつです。

金利
(実質年率)
4.5~18.0%
限度額 500万円
申込方法 WEB
電話
自動契約機
対象者 満20歳~70歳
国内居住
日本の永住権を取得している
安定した収入がある
(アルバイト・パートも可)

レイクALSAは無利息サービスに注目してしまいがちですが、他にもWEB完結申込をはじめとする多くの特長を持っています。
 
改めて説明すると、レイクALSAの特長でよく知られている無利息期間サービスが選択できるのは初めての人が対象で、それぞれに条件があります。下記サービス内容から選択できますが、併用はできません。

  • 60日間無利息
    (WEB申込のみ可)
  • 180日間無利息
    (借入額のうち5万円まで)
  • 30日間無利息

契約額が200万円以上の場合は、30日間無利息のみ利用できます。また、それぞれ期間は契約日翌日から換算されるため、借入額と返済のタイミングをよく考えて選択するようにした方がいいです。
 
レイクALSAもWEB完結申込ができますが、カード発行の有無や手続き方法により本人確認書類の提出点数や内容が若干変わってきます。申し込み前に必要な書類を確認しておくと手続きがスムーズになります。
 
またWEB完結申込ならば、郵送物なしでの手続きができるだけでなくアプリでカードレスとしてスマホATMの活用ができます。対象ATMは、セブン銀行です。

クレジット会社の三井住友カード「カードローン」は低金利でおすすめ

三井住友カードのカードローンは、クレジットカード会社のカードローンで銀行カードローンとは別のものです。しかし、金利は低くておすすめのひとつです。

金利
(実質年率)
1.5~15.0%
(振込専用タイプは1.5~14.4%)
限度額 900万円
申込方法 WEB
対象者 満20歳以上69歳以下
安定した収入がある
(学生は不可)

元々上限金利は低いのが大きなポイントですが、振込専用ではカードタイプよりさらに低いです。また、振込専用ならばカードが発行されないだけでなく、郵送物もないため周りにバレにくいといえます。対応も早く、最短5分発行となっています。しかし、他の貸金業者のようなスマホATMはないため、ATMの利用ができません。
 
カード発行の場合は、カードが届くまでに少なくとも1週間はかかります。しかし、口座振込で借りることもできるため、カードが届く前にお金を借りることは可能です。
 
返済は口座振替のため、契約手続時に本人確認書類とは別に返済に使う口座の金融機関の通帳やキャッシュカードなど口座番号がわかるものが必要です。適用利率引き下げサービスは、返済遅れをすれば適用されませんが、2年目から金利が年間0.3%引き下げされます。

派遣社員やアルバイト・パートも借りられる消費者金融の注意点

主におすすめの消費者金融とカード会社のカードローンを紹介しましたが、カードローンでは申込条件に「安定した収入」が必要なことは対象者をみるとわかります。
 
銀行カードローンでは年収など条件が厳しいところもありますが、消費者金融のカードローンは、毎月継続して収入があれば「安定した収入」としてアルバイトやパート、派遣社員でもお金を借りることができます。
 
ただし、どのカードローンでも以下のような注意点があることは忘れないでください。

  • 申し込みした時間や審査状況により、即日融資ができない場合もある
  • 口座振込での借り入れは、提携金融機関の対応時間で即日できない場合もある
  • 無利息サービスの開始日や期限に注意する
  • 本人確認書類の住所が実際と違う時は、別途書類が必要になる
  • 収入証明書類は、審査により提出を求められることもある
  • ATMの利用では、手数料が発生する可能性がある

各説明に記載した融資や審査の最短時間はあくまで最短であり、審査の状況や込み具合により全ての人が表記時間内に手続きしてもらえるとは限りません。

審査通らない多重債務者など状況・人別にお金を借りる方法を紹介

上記で紹介したカードローンはアルバイトでも借りられますが、前提として安定した収入があると判断される場合です。実際には、そんな人ばかりではありません。多重債務者や収入のない人、学生などいろいろな人や状況があります。
 
そんな時はどこからお金を借りるのがいいのか、状況別に紹介します。

多重債務者や借入先を変えたい人はおまとめや借換えローンがおすすめ

既にいくつかの貸金業者からお金を借りている場合、新たにお金を借りることは難しいです。また、現状の返済も厳しいかもしれません。
 
そんな時は、おまとめローンや借換えローンなど、借入先の変更をおすすめします。
 
通常、消費者金融から借りられる金額は、(複数社なら合計で)年収の1/3までとなっています。これは総量規制といわれ、貸金業法で貸金業者に対する規制ですが、貸金業者もこれを守るため個人への貸し付けの上限額は年収の1/3までとしています。
 
しかし、おまとめローンは総量規制の例外として認められています。そのため、年収の1/3超えの借金があってもお金を借りられます。ただし、貸付額は借換え対象となるローン残高のみで、それ以上のお金を借りることはできない商品が多いです。
 
他にもいろいろと注意点はありますが、追加融資の相談にのってもらえるなど、おまとめローンで違いはあります。失敗すると返済総額が増える可能性もあるため、おまとめローンを考える場合は、よく検討して自分に適したおまとめローンを見つけることが大切です。

クレジットのキャッシング枠を持っているとすぐにお金を借りられる

ショッピングが使用目的のクレジットカードには、お金を借りることができるキャッシング機能が付いていることがあります。キャッシング枠が付いていれば、すぐにでもお金を借りることができます。
 
もし、持っているクレジットカードにキャッシングの枠がなくても後から付けることができるため、付けておけばいつでもすぐにお金が借りられて便利です。また、海外でも利用できるなどのメリットもあります。

個人事業主向けなら専用ビジネスローンもある。即日融資可能もあり

個人事業主や自営者の場合、使途理由により年収の1/3を超える金額を借りることができます。いわゆる事業資金になります。
 
必要な資金を一度にまとめて借りるので、繰り返し借りるということはできません。

  • プロミスの自営者カードローン
  • アコムのビジネスサポートカードローン
  • アイフルの事業サポートローン個人プラン

など様々ありますので、即日融資など希望に合わせて検討してください。

日本政策金融公庫の融資制度も検討しよう

国の金融機関である日本政策金庫でも、事業関連の融資が受けられます。
 
事業向けのカードローンやビジネスローンは起業の際には利用できませんが、日本政策金融公庫には起業したい場合に利用できるローンもあるのがメリットです。
 
起業の規模や状況に合わせて様々な融資が用意されているので、一度用件を確認して見ましょう。

学生ローンならば未成年だった学生も申し込み可能。奨学金も利用可能

貸金業者には、ある特定の人達を対象にした貸付けをしている会社もあります。その一つが学生ローンです。
 
学生ローンならば融資対象が収入の限られる学生になるため柔軟な対応をしてくれて、今まで未成年だった20歳未満でも融資可能とする貸金業者も多いです。

専業主婦(夫)は消費者金融では借りられない。借りるなら配偶者貸付

消費者金融のカードローンでは、収入のない専業主婦(夫)は申し込みができません。
 
例外として配偶者貸付でお金を借りることができる消費者金融を探しましょう。
 
配偶者貸付以外で専業主婦(夫)がお金を借りる方法は、銀行カードローンがあります。当然、審査もあります。
 
他に、後で説明する審査のない方法ならば、お金を借りることができます。

年金受給者は他収入の有無で申込先が変わるがお金を借りられる

年金受給者の場合、他に収入があればカードローンにも申し込みできます。ただし、受付年齢の上限が決まっているため、年齢に注意する必要があります。多くは、受け付けが70歳前後までのようです。
 
しかし、収入が年金のみの場合は、申込先がかなり絞られます。
 
また、後で説明する「生活福祉資金貸付制度」では、高齢者世帯を対象とした貸付けもあります。即日融資はできませんが、時間がある場合はこちらの方が金利面からもおすすめです。

不動産を担保にしてお金を借りる。高齢者はリバースモーゲージも可能

担保になる不動産を持ち大きな金額が必要な場合、不動産担保ローンを活用する方法があります。特に事業をしている人に向いているローンです。担保になる不動産にもよりますが、億単位のお金を借りることも可能です。
 
即日融資はまずできませんが、専門に扱っている貸金業者などは審査基準が銀行とは違うため、早く審査をしてもらえることも多いです。
 
他にも担保になる不動産がある場合に生活費に活用できるローンとして、昨今、人気が高まっているリバースモーゲージがあります。家が担保になるため住宅ローンのひとつになりますが、高齢者向けで普通の住宅ローンとは違います。
 
リバースモーゲージとは、高齢者が自宅を担保にお金を借りる方法です。
 
借入金の使い道は基本的に自由ですが、融資先により制限されている場合もあります。また、貸付額は担保評価額の5~6割程度と低めです。
 
扱っている金融機関により年齢やマンションの可否、相続に関わる細かな条件などが違います。メリットデメリットを考慮して検討してください。

低金利でお金を借りる方法は銀行カードローンやろうきんなどがある

すぐにお金が必要な場合として、即日融資が可能なカードローンを中心に紹介しましたが、審査の早さより金利が少しでも低い方がいいという人もいます。
 
審査は厳しめといわれるものの低金利の代表として銀行カードローンならば、消費者金融よりも低い金利でお金を借りることができます。

  • 三井住友銀行カードローン:1.5~14.5%
  • りそな銀行カードローン:3.5~13.5%
  • ソニー銀行カードローン:2.5~13.8%
  • イオン銀行カードローン:3.8~13.8%
  • みずほ銀行カードローン:2.0~14.0%

など
 
銀行カードローンの大きな特長として、審査の回答は最短でも翌営業日になります。これはどうしようもないため、急ぎの時は消費者金融の方がおすすめです。しかし、金利面のメリットがあるので、急ぎでなければ銀行カードローンを検討するのもおすすめです。

ろうきんは労働者のための金融機関。借り入れも低金利だが地域で違う

「ろうきん」とは労働金庫の略になり、北海道労働金庫、東北労働金庫など全国に13の労働金庫があります。それをとりまとめている中央機関として全国労働金庫協会があります。それぞれのろうきんが、地域の勤労者のための金融機関として業務を行っています。
 
勤め先の状況により金利面の違いがありますが、該当地域に居住または勤めていれば、ろうきんのカードローンに申し込みすることができます。ただし、年収や勤続年数などの条件もあるため、誰もが申し込みできるわけではありません。また、口座がない場合は、返済のために口座開設の必要があります。
 
元々が会員のための非営利の金融機関ということもあり、金利が低い、金利の引き下げ優遇措置があるなどメリットは多いのですが、即日融資はできません。融資までの期間としては、口座の有無や地域で変わりますが、少なくとも1週間はみておいた方がいいでしょう。

地域で金利が違う。JAバンクのカードローンは基本的に来店が必要

JAバンクは、JA(農業協同組合)・信連(信用農業協同組合連合会)・農林中金(農林中央金庫)で組織されたグループになります。JAバンクもろうきん同様に地域密着の金融機関として地域ごとに事業を行っています。そのため、カードローンも各地域で取り扱いや詳細が変わってきます。
 
エリアにより差があるものの、金利が低いことは確かです。時間や手間がかかるため、余裕がある場合におすすめできるカードローンです。

公的支援制度ならば低金利や無利子で借りられるので活用する

消費者金融や銀行からお金を借りるには、安定した収入が条件にあります。しかし、新型コロナの影響で廃業した、事情により働けないなど、ローン審査に通るには難しい環境の人もいます。そんな時は、生活支援としてお金を借りることができます。

生活福祉資金貸付制度は対象者が決まっているが無利子も可能

公的支援として一番知られ、幅広い対応をしているのが生活福祉資金貸付制度で、申込先は各自治体にある社会福祉協議会になります。窓口の設置場所は自治体により違うため、それぞれの地域で確認する必要があります。貸し付けの申し込みができる対象者に関しては、以下の人です。

  • 低所得世帯(住民税非課税程度)
  • 障害者世帯
  • 高齢者世帯

貸付に関しては種類により詳細が大きく違いますが、生活費を中心に教育などでもお金を借りることができます。
 
【貸付の種類】

  • 総合支援資金
    (生活支援費・住宅入居費・一時生活再建費)
  • 福祉資金
    (福祉費・緊急小口資金)
  • 教育支援資金
    (教育支援費・就学支度費)
  • 不動産担保型生活資金
    (不動産担保型生活資金・要保護世帯向け不動産担保型生活資金)

各資金では、保証人が原則必要となっているものもあります。しかし、保証人がいなくても金利が付くことでお金を借りられます。その金利は1.5%ほどと、カードローンでお金を借りるよりもかなり低いです。

コロナ禍だからこそお金を借りる方法として公的支援を活用する

新型コロナにより困窮している人のための貸付け支援も用意されています。
 
今は、原油価格や物価高の影響も出てきています。生活福祉資金貸付制度は元々新型コロナウイルス感染症とは関係ない制度ですが、新型コロナウイルス感染症による影響で困窮している人には特例貸付を行っています。
 
一度支援を受けた人も再支援を受けられる可能性があります。もうお金を借りることができないと諦めずに再度、要件や申請について確認してみてください。

無職なら仕事を探す支援制度が使える。生活保護受給者は借入は難しい

無職や生活保護受給者に関しては、カードローンなどに申し込みすることができません。各カードローンの申込条件となっている、安定した収入がないためです。
 
生活保護受給者が受け取る生活保護費に関しても、安定した収入として認められないためと、生活保護費は借金の返済にあてることができないことからカードローンには申し込みできません。
 
無職でも働けるのならば、働く方がいいのは確かです。しかし、仕事を見つけて給料を手にするまでには時間がかかります。その間、職を求めながらお金を借りる制度を利用することができます。
 
生活保護受給者は、お金を借りることができません。まだ借金中の場合は、自己破産の方法を取ることになります。もし勝手に新たにカードローンなどでお金を借りたら、生活保護費が支給停止になる可能性が大きいです。借金が必要な状況ならば、まずはケースワーカーに相談することが大切です。

審査に通るのが難しい場合はカードローンとは違う方法を使う

今まではカードローンを中心に、融資というものを紹介してきました。多重債務者をはじめとする審査通過が難しい人向けの方法も記載しました。
 
しかし、返済の目途がないなど申し込み自体が難しい人もいるでしょう。そんな人は質屋を使うなど、審査なしなどの方法でお金を借りるという手もあります。

質屋ならば買い取りでなく担保になる商品でお金を借りることができる

質屋の最近の認識としては、ブランド物の買取店と思っている人もいるかもしれません。実は質屋は、本来は品物を担保にしてお金を借りる店です。
 
融資額は担保になる品物で変わるため、高額を借りたい時はブランド品を担保にするのが一番です。ブランド品以外でも対応してもらえますが、査定額をあげるためのポイントなどが店で違います。お金はその場で借りることができます。
 
質屋では買い取りもあり、買い取りの方が高額になります。品物を預けるのか、買い取ってもらうのかは、本人しだいです。

生命保険を契約しているのならば解約ではなく契約者貸付制度を使う

審査なしでお金を借りる方法として「生命保険の契約者貸付制度」があります。これは、生命保険を契約している人でなければ使えません。また、全ての保険で利用できるわけではありません。しかし、生命保険を解約せずにすむ良い方法です。
 
契約者貸付制度とは、解約返戻金の一定の範囲内で貸し付けを受けられる制度です。

会社の従業員貸付制度があれば即日は無理だが活用すると負担が少ない

全ての会社が対応しているわけではありませんが、会社によっては従業員に対して貸付制度を設置している会社もあります。従業員貸付制度は、呼称が違う会社もありますが、会社からお金を借りる制度です。
 
ある程度の資金力を持つ会社が福利厚生の一環として設置していることが多いです。総務または経理で手続きをすることになります。
 
カードローンのような審査はありませんが、社内審査はあります。しかし、カードローン審査よりも通りやすく、かなり低金利で借りられます。デメリットは即日融資はできず、誰にも知られずにお金を借りることが難しい点です。
 
会社の規模が小さければ、従業員貸付制度は無理でも給料の前借りという方法が可能かもしれません。この場合は次の給料から返済に回されるため、金額も限られます。いずれの場合も、まずは上司に相談してみましょう。

外出先のトラブルでお金に困ったら交番でお願いして借りることが可能

外出先で事故や盗難にあってお金が無くなってしまった場合、どうしたらよいのかわからないものです。お金がなければバスや電車にも乗れず、帰ることができません。
 
こんな時は、公衆接遇弁償費としてお金を借りることができます。借りられる先は、主に警察署や交番になります。駅ならば、鉄道警察隊という方法もあります。
 
ただし、ただお金が借りたいだけでは借りられません。財布をなくして困っているなど、正当な理由があって借りられるものです。
 
今は、スマートフォンがあればカードローンにも申し込みできる時代です。単に散財したのならば、すぐにお金を借りられるようなカードローンに申し込みしてみましょう。

最後の手段は家族・友人。ただしきちんと返済しないと関係が悪くなる

あまり気乗りしないかもしれませんが、どうしてもお金を借りる先が見つからず、逆に身内に頼ることができるのならば、親や親類、友人たちにお金を借りる方法も選択肢のひとつです。
 
家族や友人ならば、金利は低めにしてもらえることも可能で返済も融通がききます。もちろん親だろうが、借りたお金は返さないといけません。特に友人関係には注意し、しっかり返さないと友人そのものを失う可能性もあります。

お金を借りる方法で掲示板(個人間融資)はダメ。トラブルの元になる

カードローンをはじめ、いろいろな借入方法を紹介しました。細かく言えば、まだまだお金を借りる方法はあるかもしれません。
 
しかし、その中で逆に借りてはいけない方法があります。闇金はもちろんのこと、掲示板などを使った個人融資も危険なため借りてはいけません。
 
銀行にせよ消費者金融にせよ、融資は法律にのっとって行われています。それが街金といわれる小さな消費者金融でもです。
 
対して闇金といわれる違法業者は、聞いたことがあるように法律で決められた金利をはるかに上回る金利でお金を貸し、債務者を脅して返済を迫ります。どちらも違法行為です。しかも、金利がわからないようにお金を貸すことも多いです。

お金を配る人はダメ。検索した結果だけでなく検索方法にも注意する

今は、特にSNSを使って「お金を貸す」「融資する」旨をアピールしている人がいます。しかし、これはトラブルに巻き込まれる可能性があり危険です。
 
実は、個人でも常態的に融資をすれば貸金業者としての登録が必要とされ、無登録ならば違法となります。また、法律にのっとって融資を行っていないことが想定され、違法とされる高い金利で返済を迫られている可能性があります。高金利で返済できずに犯罪に巻き込まれる可能性もあります。

一時的にお金を借りたい場合でもよく検討して申し込み先を選ぼう

お金がない時にできるだけ早く、なるべく今日中にお金を借りられるカードローンを中心に、いろいろなお金を借りる方法を紹介しました。
 
お金を借りるには審査があるため必ず借りられるわけではありませんが、紹介したカードローンでもそれぞれに特長があります。金利は高めでも早くお金が借りられたり、金利0円のサービス期間があって利息自体は減らせたり、メリットがたくさんのカードローンは多いです。
 
他にも、急がないのならば金利の低いカードローンもあります。担保を利用して審査のない制度を利用することもできます。生活が厳しいのならば、無利子に近い公的なサポートを受けられることも可能です。
 
どの方法が一番なのかはその人次第ですが、この記事を参考にして適切な借入先を見つけてください。

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